2022年9月9日 第2回情報交換会のご報告
開催概要
日時 | 令和4年9月9日(金) 16:00~ |
場所 | 日立地区産業支援センター 第2・第3研修室 |
第1部
演題:工場の「カーボンニュートラル」実践
~ものづくり・工場などの省エネ・効率化~
講師:国立大学法人 茨城大学 研究・産学官連携機構
特命教授 工学博士 相馬 憲一 様
【要約】
1.日本の温室効果ガス排出量は、2013年の14.8億トンを最大に、以降年々減少し続け、2019年には12.13億トンまで減少した。
これはものづくりの海外移転が主の要因となっている。
2.世界の用途別消費電力量はモーターによるものが全体の約40%を占めており、IE1モーターを現代のIE3モーターに置き換える事で、
34.8%の改善が見込まれる。今後、工場のモーターを計画的にIE3に置き換えることが有効である。
第2部
演 題:今後の日立鉄工会の活動について
説明者:有限会社 光和精機製作所 代表取締役 佐藤 貴之 様
インターンシップの受け入れ事業について提案が行われた。
第3部
演題:脱炭素化に向けた各企業の取組みについて
講師:公益財団法人 日立地区産業支援センター 砂押 泰久 様
【要約】
1.地球は1880年~2012年の間で年間平均気温が0.85℃上昇した。その主因としてCO2等の温室効果ガスが増大していることが上げられ、
海面の上昇が起こると、地球上の都市は東京・ムンバイ・ニューヨーク・大阪・ロンドンの順で水没する。
2.日立市のカーボンニュートラルに向けた宣言の説明や、省エネルギー診断の助成などについての説明を頂いた。